ジャンパー2008年03月09日 15時25分00秒

 いつも行っている映画館のポイントが溜まり、無料チケットで観て来た。
 内容は、瞬間移動が出来る「ジャンパー」と、それを狩る「パラディン」の戦いを描いている。観る前から何となく想像が出来る内容だが、それをどういう風な切り口で見せてくれるのか、と言う所に興味があった
 高校生のデヴィッドは、ある日氷の張った川に落ち、図書館に瞬間移動してしまう。自分の能力に気付いたデイヴィッドは、母の失踪後、荒れている父の元を去り、一人ニューヨークへ出る。そして、デヴィッドは銀行強盗を働き、自由奔放に生活を謳歌し始める。そんなある日、ロンドンのパブで引っ掛けた女と一夜を楽しんで帰宅してみると、ローランドと名乗る見知らぬ男に襲われる。
 危うく逃れたデヴィッドは、高校時代に思いを寄せていたミリーを訪ね、一緒にローマ旅行に出掛けるが、そこで出会ったもう一人のジャンパー、グリフィンと共にローランドの組織「パラディン」との戦いに巻き込まれていく...
 瞬間移動(テレポーテーション)は、云わば人類の夢だ。SFの世界では、昔からあるテーマの一つである。その原理を抜きにしても、現実的に考えると(と言うのもおかしな言い方だが)、空間を移動する、それも、地球規模で瞬間的に移動するとなると、天体としての地球の挙動が絡んでくる筈である。因みに、地球は秒速30Km近い速度で公転して、赤道上は秒速465m程で自転している。更に自転軸は公転の軌道面から23.45°傾いている。多分、この辺の話は出てこないだろうな、と思っていたら案の定、全く出てこなかった。まあ、当たり前だけどね。^^;
 それはさて置き、この映画の見所の一つは、世界各地を又に掛けての戦闘やチェイスのシーンだろう。ニューヨークやロンドン以外にも、覚えているだけで、パリ、ローマ、エジプト、どこかの砂漠、そして東京と観光旅行の様だ。その他にも、アジアの都市があったから香港あたりもあるかもしれない。
 主演のヘイデン・クリステンセンは、スターウォーズで、ダースベイダーになるアナキン・スカイウォーカー役を熱演した。
 敵役のサミュエル・L・ジャクソンも、スターウォーズに出ていたが、昔の映画ではリメイク版の「シャフト」で主演をするなど、結構、アクション物にも出ている。
 観終わった感想は、以前見た「アイ・アム・レジェンド」の様にメッセージ性のあるSF映画ではないが、適度に楽しめる娯楽作品、といった所か。大作、と言うほどでは無い。原作はスティーヴン・グールドのSF小説のようだが、私はこの作家の本を読んだことが無い。ただ、これは想像だが、原作はジュブナイルの様な気がする。主人公の設定がそれっぽいから。
 ネットでこの映画の記事を拾い読みしていたら、どうやら原作では「パラディン」は出てこないようだ。まあ、映画化にあたり原作のままでは、単なる子供向けの映画になってしまうのを避けたかったのかも知れないね。