フランチェスコ・カフィーソ2007年02月11日 21時04分46秒

ジャケット
 本来ならば、「大山レッスン17回目」を書いている所だが、体調不良の為、レッスン日を変更した。
 今日の午後になり復調したので、散歩がてら近くのサティにあるCDショップをぶらついていて、何とはなしに「Seven Steps to Heaven / Francesco Cafiso Quautet」を買った。
 フランチェスコ・カフィーソは全然知らなかったのだが、Swing Journal選定【ゴールド・ディスク】のコーナーがあり、その中にあったので、買ってみた。
 ジャケットはラテン系の若い男の白黒写真だ。随分、若いな、と言うのが第一印象だったが、昔の写真を使うのは良くある事なので、別に気にしなかった。
 全然知らないミュージシャンのDCを買う場合は、一種の博打の様な所があり、私はアルバムの中の一曲でも良い曲があれば「良し」としている。それ以上あれば、大当たりと言う訳だ。
 最初の曲はアルバムタイトルの「Seven Steps to Heaven」だ。このアルバムを買った一つの理由は、曲が殆どスタンダードだったことだ。殆どと言ったのは、私が知らない曲があるからだが、多分、全部スタンダードなのだと思う。
 一曲目から、軽快なテンポで中々心地よい。
 それを聞きながらライナーノーツを読んで驚いた。フランチェスコ・カフィーソは何と1989年5月24日生まれで、この録音が2006年1月4日と言うことは、17歳の時の録音なのだ。しかも、バックは全てイタリアのミュージシャンでローマ録音だ。
 音は少し細く、広がりに欠けるが、中々いい音だ。若い頃のリッチー・コールに似ている。
 最後の「Skylark」はバラードでちょっと良い感じである。
 インタビューに答えて「ぼくはシチリア島出身で多くの人に知ってもらった、初めてで、たった一人のジャズ・ミュージシャンなんだ。シシリーのためにも、がんばらなくてはといつも思うんだ」と言っている。
 私の中では、シチリア島の明るい太陽のイメージと、ジャズのイメージが中々重ならないが、このアルバムを聴く限り、とても自然だ。
 こういう、一種の天才は存在するんだね。年齢を知ってから聞くせいか、とても瑞々しく聞こえる。
 楽しみにしていたレッスンが延びたので、ちょっと落ち込んでいたが、元気が出てきた。