トゥモロー・ワールド ― 2006年12月01日 19時20分00秒
事前に殆ど情報を入れずに観たので、ちょっと期待を裏切られた感じだ。近未来に人類が不妊になり、18年振りに妊娠した若い女性をトゥモロー号という船まで送る、と言うのが基本的な筋だ。
期待を裏切られたと書いたのは、もう少し、娯楽的要素が多いと思っていたからだ。何となく、ユアン・マクレガーの「アイランド」みたいな映画と思っていたのだ。最初から暗い映画だが、最後までその雰囲気は変わらない。
それにしても、余りにも人が死にすぎる気がする。R-12指定でも良いと思うくらいだ。準主役級の人間が比較的早い時間に死んでしまったり、頭を打ち抜く場面がリアルに描かれていたり、故意かどうか判らないが、銃撃戦の途中で、カメラのレンズに飛散した血と思われる物が付着したり、戦闘が至極リアルに描かれている。
最初からこんな内容と判っていたら、観なかっただろう。主役のクライヴ・オーウェンをどこかで観たな、と思っていたが、今これを書きながら、「シン・シティ」に出ていたことに気付いた。どうも、この人の出る映画は私の琴線に触れない。
とは言え、別の見方をすれば、人類に子供が生まれなくなる、という設定を除けば、内戦状態の国のドキュメンタリーを観ているようなリアル感がある。そう言う映画が好きな人には、良いのではないかと思う。
期待を裏切られたと書いたのは、もう少し、娯楽的要素が多いと思っていたからだ。何となく、ユアン・マクレガーの「アイランド」みたいな映画と思っていたのだ。最初から暗い映画だが、最後までその雰囲気は変わらない。
それにしても、余りにも人が死にすぎる気がする。R-12指定でも良いと思うくらいだ。準主役級の人間が比較的早い時間に死んでしまったり、頭を打ち抜く場面がリアルに描かれていたり、故意かどうか判らないが、銃撃戦の途中で、カメラのレンズに飛散した血と思われる物が付着したり、戦闘が至極リアルに描かれている。
最初からこんな内容と判っていたら、観なかっただろう。主役のクライヴ・オーウェンをどこかで観たな、と思っていたが、今これを書きながら、「シン・シティ」に出ていたことに気付いた。どうも、この人の出る映画は私の琴線に触れない。
とは言え、別の見方をすれば、人類に子供が生まれなくなる、という設定を除けば、内戦状態の国のドキュメンタリーを観ているようなリアル感がある。そう言う映画が好きな人には、良いのではないかと思う。
コメント
_ Drs ― 2007年01月30日 00時53分52秒
_ ゆきと ― 2007年01月31日 01時57分19秒
一緒に観るのって「スイングガールズ」ですか? (^^;...
私はどうも、軽いと言うか、後に残らない映画が好みのようで、結局、アクション物とかSF物とかを見ちゃいますね。「心に残る問題作」みたいな、不完全燃焼の映画が苦手で、暗そうな映画はついつい見送るみたい。まあ、楽しいのが一番かと。
この所、CG全盛で奥行きの浅い作品が多いな、と思っていたけど、最近は、この前の007の様に、それまでの路線とは違って、人間の内面を描こうとしたり、少しずつ変わってきているような気がしますね。
でも、日本映画は今やっとCG全盛に突入したような感じを受けるのは、私だけでしょうか。
私はどうも、軽いと言うか、後に残らない映画が好みのようで、結局、アクション物とかSF物とかを見ちゃいますね。「心に残る問題作」みたいな、不完全燃焼の映画が苦手で、暗そうな映画はついつい見送るみたい。まあ、楽しいのが一番かと。
この所、CG全盛で奥行きの浅い作品が多いな、と思っていたけど、最近は、この前の007の様に、それまでの路線とは違って、人間の内面を描こうとしたり、少しずつ変わってきているような気がしますね。
でも、日本映画は今やっとCG全盛に突入したような感じを受けるのは、私だけでしょうか。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://y-osaki.asablo.jp/blog/2006/12/02/979252/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
僕の60年間の映画から、
邦画ベスト2は
「飢餓海峡」内田吐夢
「砂の器」野村芳太郎
洋画ベスト1は
「さすらい」アントニオーニ
今度一緒にビデオを観ましょう。