センター・オブ・ジ・アース2008年11月11日 21時05分00秒

 前回同様、またしても映画を観る間隔が2ヶ月も空いてしまった...
 今回の映画は、ジュール・ヴェルヌの古典SFの名作「地底旅行」を題材にしている。
 実を言うと、事前に情報を調べていなかったので、「地底旅行」のリメイクかと思っていたら、ちょっと違ってた。
 簡単にストーリーを書いておこう。
 主人公のトレバーが、10年前に失踪した兄マックスの息子ショーンを10日間預かる所から物語は始まる。
 兄と同じ地質学者のトレバーは研修資金に苦しんでいた。そんな時、ショーンを連れてきた義姉から渡された兄の遺品(と言って良いのかな)の中からジュール・ヴェルヌのペーパーバックに兄の書き込みを見つける。
 その中の数字が、地震調査装置の数値と同じである事に気づく。そして、その計測値である、アイスランドへショーンと共に出かけていく。そこにいた、女性山岳ガイドのスネフェルと共に山腹にあるセンサーの所に行くが、突然の雷に逃げ込んだ洞窟に閉じこめられてしまう。そこから脱出すべく奥に進んだ一行は、思いがけなく地下世界へ入りこんでいく...
 こんな感じだが、時代を現代に置き換えて、ジュール・ヴェルヌの世界をCGでリアルに再現している。
 この映画は、ストーリーをどうのこうの言う映画ではないね。
 言っていなかったけど、この映画は3D映画である。
 早い話が、ジュール・ヴェルヌの世界を3Dで楽しむだけ(言い過ぎかな)の映画と思った方が良い。そう思って、純粋に3D映画を楽しむのであれば、十分に満足出来る出来だと思う。
 実を言うと、チョットだけ失望したことがある。いつも、映画は字幕で観ることにしているのだが、この映画は吹き替えしか無かったことだ。何故、いつも字幕で観るかというと、制作者が作った映画の雰囲気をそのまま感じたいからだ。
 この映画は、話題作りの為なのか、スネフェルを矢口真里、トレバーを沢村一樹がアフレコしている。矢口の方はまだしも、沢村は酷かった。申し訳ないが、やはりかなり違和感というか不自然な感じだ。まあ、仕方ないけど、字幕版も用意して欲しかったな〜
 トレバーを演じたのは、ブレンダン・フレイザーだ。最近の映画では、ハヌナプトラ3の主役である。そのイメージそのままの、コメディータッチのヒーローをそつなくこなしている。甥のショーンを演じているジョシュ・ハッチャーソンは「ザスーラ」に出ていたね。これも、ちょっと生意気な現代っ子(この表現も古いね(笑))を好演している。ヒロインのスネフェルを演じているアニタ・ブリエムは、見たことがあるような気もするけど、思い浮かばない。もしかすると、初めて見るかも知れない。
 さっきも書いたけど、吹き替えだとどうしても、声のイメージが強くてその映画自体の雰囲気を損なうような気がする。この所、ちょっとふさぎ込み気味だったので、思いっきりくだらない(失礼!)映画が良いと思って、見たのだが、そう言った意味では良かったと思う。う〜ん。褒めていることになるのかな...
 3D映画はこれで3本目である。最初は「ベオウルフ」で人が演じた物をCG処理して全編CG風になっていた。2本目は「シーモンスター」でこれは99%CGだった。で、今回は基本的に実写である。勿論、CG合成は多用しているが、それは仕様が無いだろうね。
 で、ちょっと気付いたことがある。それは、実写の3D部分については、部分部分で奥行き感が階段状に感じられることだ。これは、まあ、僕もCGソフトを触ったことがあるので、仕方がないと思うのだけど、やはり、3Dの限界を感じる部分である。とは言え、あからさまにおかしいわけではなく、たまに、あれっと思う程度だけどね。
 今月はもう一本は映画を観たいね。

X-ファイル:真実を求めて2008年11月21日 20時45分00秒

 先週に引き続き、映画を観てきた。
 これはご存じのように元はアメリカの連続テレビドラマだ。最初の放映は1993年と言うから、今から15年前になるね。
 私の場合は、確か、WOWOWで放送したのを観たのが最初だと思う。一応、どういう感じのドラマかは知っていたし、基本的に1話完結なので気付いたときだけ観ていた記憶がある。
 今回は、医学博士スカリーにFBIが接触してくる所から物語は始まる。スカリーしか居場所を知らない元FBI捜査官モルダーへ捜査協力も求めてきたのだ。事件とは女性FBI捜査官モニカの失踪事件であった。捜査協力を申し出た神父ジョーが透視して、雪中に切断された腕を見つける。捜査に復帰したモルダーはスカリーと共に事件の究明に乗り出す....
 一時、ブレイクしたし、映画もあったりしたので、Xファイルをご存じの人は多いと思う。以前のイメージで観ると、超常現象について、ちょっと踏みこみが浅いように思う。
 とは言え、おなじみの顔が出て来るので、それだけでもちょっと楽しい気がする。最近の映画には珍しく、CGを駆使した特殊効果が出て来る訳でもなく、むしろ淡々とした感じでストーリーは進んでいく。実質上映時間は1時間40分と言う所だが、スピード感が無いせいか、もう少し長く感じた。
 事件の真相自体は、現実とオカルトが入り交じった様な結末だが、勿論ここで書くわけにはいかない。モルダーとスカリーの関係もTVドラマの時よりもつっこんで描かれている。
 ちょっと、期待とは違うけど、これはこれで良いかな。

大山レッスン 30回目2008年11月22日 17時00分00秒

 今年の4月以来、久し振りのレッスンだった。仕事が忙しくなった事もあるけど、精神的にも余裕がなくなり、レッスンを続けるのが無理な状態だった。
 そんな状態で続けてもね。
 そう言う訳で、今日のレッスンは、ロングトーンの後、復習も兼ねてスケール練習を多めにやった。それも、大山さんと一緒にやったので、音程のチェックと音色音質のチェックを同時に出来てとても良かった。
 その後、エチュードをやった訳だが、これも久し振りと言う事もあり、1番を吹いたら、途中でバテた。
その後、3番を吹き、現在の課題曲の7番を吹く。
 話は前後するが、今回、レコーダーを持参してエチュードから録音した。本当は最初から録音する積もりだったけど、忘れてた。(^_^;)
 7番のエチュードは、テンポ108なので、速く無いのだが、短いフレーズでブレスが入り、テンポ維持は難しい、と言うか無理。何しろ殆どが、小節の最初の8分音符の後に付いている。
 以前にも書いたけど、ブレスの後、ブレス分だけ遅れても良いのだが、実際、どんな感じで吹けば良いのか、判らずに考えあぐねていたので、大山さんの演奏を録音出来て、良かったね。後で聞き直して見よう。
 その後、本来ならば、パーカーのアドリブコピーを題材にレッスンするのだが、今日は「Time After Time」のマイナスワンを使ってのレッスンとなった。
 ジェイミーのマイナスワンシリーズにスタンダード物があるらしく、もしそれを私が見つけられれば、それを使ってレッスンを進める事になる。ネットで検索してみようと思う。
 「Time After Time」は先ず、大山さんがテーマを吹いて、その後、私がテーマを吹き、続いて大山さんがアドリブを吹いて、更に私がアドリブを吹く。その時点でマイナスワンの終わりとなった。
 こういうスタイルでアドリブを吹くのは、久し振りだがちょっとだけ良い所もあったように思う。(本当か?!)
 ここでタイムアップとなった。久し振りのレッスンはかなり疲れた。特に、エチュードは体力を使ったね。エチュード一曲吹くだけのスタミナが無いのも、情けないが、普段のバンド練習では、あれだけ集中してないからね。って、バンドのみんな、ゴメンね。
 そう言えば、エチュードの練習を始めたばかりの頃も、1曲スタミナが持たなかったなぁ。まあ、これから徐々に元に戻って行くだろう。
 ちょっと、心配していたけど、思ったよりも楽しかった。良かった、良かった。