ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝2008年09月18日 21時05分00秒

 何と、映画を観る間隔が2ヶ月も空いてしまった!!
 それはそれとして、本当は別の映画にしようかと思ったけど、上映スケジュールを見たら、明日で終わりなので、今日はこの映画を観ることにした。
 シリーズ3作目である。前作は2001年なので、7年振りの続編となる。
 では、早速、粗筋というか導入部はこんな感じだ。
 イギリスで平穏だが退屈に暮らしていたリックとエヴリン夫妻は、「シャングリラの眼」と呼ばれる秘宝を中国に届ける任務を受けて上海へ飛ぶ。その頃、中国で発掘作業をしていた息子のアレックスは始皇帝陵(映画では皇帝としか言っていないが、万里の長城を作ったと言えば...)の発掘に成功する。息子と再会した夫婦はアレックスが発掘した皇帝のミイラ見学に向かうが、そこで皇帝復活を目論むヤン将軍に襲われて「シャングリラの眼」を奪われ、皇帝を目覚めさせてしまう。リック達は謎の女性リンと共に皇帝とヤン将軍を追う...
 と、こんな感じである。
 主演のリックは、全作までと同様、ブレンダン・フレイザーが演じて相変わらずのおとぼけ振りを披露している。この役者に関しては、このシリーズ以外では余り印象がない。これ以外では「原始のマン」「ジャングル・ジョージ」「モンキーボーン」とコメディ色が強い印象がある。
 前回までレイチェル・ワイズが演じていたエヴリン役は、マリア・ベロが演じている。この役者は全然私の記憶にないが、今調べてみると、私の観た映画では「コヨーテ・アグリー」の支配人役、「シークレット・ウィンドウ」に出ている。でも、印象無いな〜。私としてはレイチェル・ワイズの方が断然好きです。(苦笑)
 アレックス役は前作から成長している設定なので、全然知らないルーク・フォードと言う役者だ。と言う訳で彼に関しては、コメントなしね。
 エヴリンの兄役のジョン・ハナーは健在で、ちょっとほっとした。相変わらず頼りない役を好演している。
 映画自体は、前作までと同様の荒唐無稽なストーリーであるが、今回の敵役、皇帝を演じたジェット・リーは流石の貫禄である。しかし、ワイヤーアクションを多用した格闘シーンはもはや見飽きてしまった。その部分だけ香港映画を観ているようで、全体としての統一性が損なわれているように感じられる。それに、CGを多用するのは今や珍しくないが、ちょっとスムーズさに欠けるような気がする。さてさて、贅沢なことよ。(苦笑)
 とは言え、娯楽作品としては135分の映画があっという間に終わってしまった感がある。久し振りの映画だったせいもあるが、それなりに作りと言うか編集がうまいのだろうね。